2018年06月24日
バイク事故の顛末 P-2
事故では、保険会社とのやりとりが必ずある。
先ず知るべきは、相手の保険会社は味方ではないコト。
されど敵にしてはいけないコト。
味方ではないにしても、敵にして自分に苦痛を増加させないようにしよう。
ただ、かなり悪辣な保険会社も有るので注意しよう。
自分が通院中の時、整骨院に3ヶ月で治療を終えてほしいと、患者が来る前に連絡してくる保険会社があるコトを教えて貰った。
そこで知るべきなのは
『DMK136』
事故治療すると必ず直面する問題のひとつ。
詳しくはLINK先で確認してもらうとして、《136》の治療の目安があり、保険会社は被害者の無知を逆手に、早々に治療を切り上げようとする。
ここでは、治療と修理について経験したことをあげてみる。
最初に治療を受ける時。
救急車で運ばれる状況でも無い限りは、1日置いてから行く方がいいだろう。
痛みは直後よりも必ず時間が経ってからあらわれるので。
整形外科に通う場合は、近所とかを考えるよりも、事故治療の知識があるかを見極めた方がいい。
また、整形外科とは別に、整骨院に行くのを念頭に置いてもいい。
自分は仕事帰りに寄れる馴染みの整形外科を選択してしまったが、事故治療に疎い、ハッキリ云えばヤブだったようで、整骨院の治療で多いに救われた。
そして車輌の保証でも、修理と買い換えでは明らかな違いがでる。
ここでも保険会社は被害者の無知を利用とするので、言い分を鵜呑みにしないこと。
修理なら全額。(自分は0%だったので)
買い換えなら、中古価格の安い評価を提示される。
P-1で記載した01)では、事故後直ぐに加害者を伴って救急指定病院に行ったが、最悪の病院だったのか、レントゲン撮影なし。問診のみ。
事故直後は体が患部を保護するために痛みもさして感じてないので、診断は筋肉痛だった。
幸い、体は無事でその後の治療はなかったが、バイクの修理の面で一悶着。
相手の保険会社からの連絡は最初のみで、こちらからの連絡も担当者には繋がらず、書類も送ってこずに、事故で蒙ったバイク修理費以外の被害内容を送れとの伝言が、担当外から。
徹底的にバイク以外の損害。
通勤に使う交通費やら、事故った時の衣服、手袋の破損を記載して送ると、ようやく担当者からの電話。
回顧一番『舐めるなよ』と、脅しをかけるようなかなり悪辣な保険会社。
バイクの修理費もヤバそうだったので、この時点で、加害者に念書を書かせた。
まだ新車購入で1年未満。
フレームまでいった大破だったので、修理では時間が掛かりすぎると買い換えを選択をしたが、先に記載した通り、中古価格の保証。
納得はいかなかったが、加害者に差額を出す念書を書かせていたコトで新車購入。
バイク被害は事なきを得たが、保険会社の対応は最悪。
修理費以外はほぼ皆無!
この時点では自分も知識がなかったが、その後の示談書も送ってはこなか。
保険会社は最悪だったが、バイク被害の回収と体の損傷がなかっただけ、3度の事故で、1番ましな例ではあった。
ただこの場合も、車輌の損害を低く見積もられたら、弁護士に相談しよう。
02)の事故では、バイクは中破で修理費は全額保険保証。
だだ治療の面では、こちらの無知をいいコトに、3ヶ月で治療を切り上げられた。
この時の保険会社の言い分は、物損なので治療は3ヶ月までしかできないとの方便。
人身事故に切り替えようと警察に連絡したが、再度実況見分を加害者交えてやる手間があるので断念。
この点から、3度目は最初から人身事故での見物を依頼した。
保険会社は巧みに被害者の無知を利用し、費用を軽減しようとするが、これは稀な例ではないようだ。
治療に不安を感じた場合は、弁護士に相談するのがいいだろう。
(バイクのみなので保険に弁護士特約はなかったが、火災保険などにも特約があるので、確認するといい。)
事故治療に明るい整骨院などにはパンフレットが置かれたりもするので、頼るべきだ。
と云うか、置かれて無い医者は、事故ではやめた方がいいかも。
自分は最終的に『弁護士法人 心』を頼った。
また後々の後遺症診断の為にMRI検査をするべき(事故の後遺症に詳しい医師ならすすめるらしいが、自分の場合はヤブだったので(泣))
そして02)の保険会社も、マトモな書類を直ぐに送ってはこなかった。
2度も悪辣な保険会社を相手にしたが、正直、バイクが新車になったりしたので、あまり深くは考えなかったのも事実。
それ以上に知らないことが多すぎて、対処のしようがなく、保険会社の云うがままだった。
そして3度目。
バイク無傷の、体に外傷なし。
されど、最小の力で最大の傷を負わされた事故。
相手側の保険会社がマトモだったのが、わずかな救い。
書類も送ってくるし、6ヶ月の治療が進んだ段階での延長交渉も、弁護士を頼らずに済んだ。
ただ、保険会社の現状を知るヒトに聴けば、例外的な対応だそうだ。
まっこと、一歩間違えば被害を受ける側には『やられ損』なシステムが、普通にまかり通るのが保険の世界らしい。
兎に角、被害者に対して相手側の保険会社は味方では無いので、疑問が生じたら弁護士を頼ろう。
《弁護士法人 心》は相談料は無料。
1年の治療で後遺症が残るが。
後は示談交渉。
その先には
まだ知れぬ法律の壁が存在した。
続く
(現在進行形なので、ちょっと期間が空くかな)
Posted by 森人 at 17:00
│ バイクネタ
この記事へのコメント
いらっしゃいませ。r_islandさん。
事故だけでも苦痛なのに。
丸め込むテクニックもあり、まさかと思える対応の保険会社もありますね。
恫喝された時はコッチも切れましたが。(笑)
事故だけでも苦痛なのに。
丸め込むテクニックもあり、まさかと思える対応の保険会社もありますね。
恫喝された時はコッチも切れましたが。(笑)
Posted by 森人
at 2018年06月28日 20:57

事故は加害者でも被害者でもイヤですよね。。。
ワタシも以前に車で追突されたことありましたが、2ヶ月を過ぎたころに3ヶ月で治療を打ち切ってくれというような連絡がありました。
まだ痛いから継続するとつっぱねましたが、強引に脅しにかかる担当者もいるんでしょうね・・・。
ワタシも以前に車で追突されたことありましたが、2ヶ月を過ぎたころに3ヶ月で治療を打ち切ってくれというような連絡がありました。
まだ痛いから継続するとつっぱねましたが、強引に脅しにかかる担当者もいるんでしょうね・・・。
Posted by r_island
at 2018年06月27日 23:03

いらっしゃいませ。シャムきちサン。
ちょっと怖くなるぐらい、保険会社の提示は低くなるようです。
事故治療にたけてる医者にかかってればアドバイスもあるようですが、なかなか弁護士にまではね。
弁護士でも事故に詳しい方ではないと、難しいコトもあるようです。
ちょっと怖くなるぐらい、保険会社の提示は低くなるようです。
事故治療にたけてる医者にかかってればアドバイスもあるようですが、なかなか弁護士にまではね。
弁護士でも事故に詳しい方ではないと、難しいコトもあるようです。
Posted by 森人
at 2018年06月25日 21:28

いらっしゃいませ。いたちサン。
知識がなさ過ぎて、そもそも弁護士に相談する事態敷居が高いし、考えてもいなくて、保険のプロの言い分に上手く丸め込まれてましたね。
なんか原因不明の神経症状らしくて、完治は・・・・
知識がなさ過ぎて、そもそも弁護士に相談する事態敷居が高いし、考えてもいなくて、保険のプロの言い分に上手く丸め込まれてましたね。
なんか原因不明の神経症状らしくて、完治は・・・・
Posted by 森人
at 2018年06月25日 21:23

こんにちは。
保険会社もビジネスだから極力お金を出したくないのは分かるんだけど・・・・。。。。
なんともやるせないですね(~_~;)
取りあえず弁護士に小さな疑問でも相談しながら進めるのが一番っぽいですね。
保険会社もビジネスだから極力お金を出したくないのは分かるんだけど・・・・。。。。
なんともやるせないですね(~_~;)
取りあえず弁護士に小さな疑問でも相談しながら進めるのが一番っぽいですね。
Posted by シャムきち at 2018年06月25日 20:39
こんばんは(・ω・)
DMK、勉強になりました
そして「ゴネ得」なんてことにはならないということも
相手方保険会社はその道のプロ、こちらは素人、
難しい言葉で言われたら、そういうものかと納得してしまいますよね( -ω-)
おっしゃるように、何か不安を覚えたら弁護士に相談が確実だと思いました
問題は、こちらがいくら気をつけていようが、貰い事故は防ぎきれないということですね
森人さんのお体が、早く完治しますように
DMK、勉強になりました
そして「ゴネ得」なんてことにはならないということも
相手方保険会社はその道のプロ、こちらは素人、
難しい言葉で言われたら、そういうものかと納得してしまいますよね( -ω-)
おっしゃるように、何か不安を覚えたら弁護士に相談が確実だと思いました
問題は、こちらがいくら気をつけていようが、貰い事故は防ぎきれないということですね
森人さんのお体が、早く完治しますように
Posted by いたち
at 2018年06月25日 20:24
